【检非违使】遭遇台词

1-1    -


1-2    会津若松城を襲う、耳をつんざく砲撃の音。それに紛れて、本来そこにあるべきものとは違う異音がする。

急いで駆けつけた刀剣男士たちを待ち受けていたのは、倒された遡行軍。

──そして、それを作り出した異形の軍勢だった。


1-3    嫌な予感がする。そう口走ったのは誰だったろう。

何度もやって来て、見慣れてしまった戦場。そこに、今までなかった存在がいる。

刀剣男士たちが身構えるが早いか、『それ』は襲いかかってきた。


1-4    戦場を征く刀剣男士たちに、目を疑うような光景が飛び込んできた。

自分たち以外に、時間遡行軍と戦っている存在がいる。

だが、『それ』は歴史の保全が目的。―そして、歴史の異物であるのは、刀剣男士も例外ではない。


2-1    何者かに、時間遡行軍が次々に狩られている。これにより、歴史は本来の有り様を取り戻すのだろうか。

……いや、この場にいる歴史の異物は、遡行軍だけではない。

次なる異物を狩るべく、狩人は刀剣男士たちへと襲いかかった。


2-2    刀剣男士と遡行軍の絶えることなき戦いを打破しようとでも言うのか、『それ』は姿を見せた。

『それ』の物言わぬ顔に、それでも刀剣男士たちはあるメッセージを読み取らざるを得ない。

──『歴史の異物よ、双方ともに滅びてしまえ』と。


2-3    いざ、尋常に。……今日もまた、刀剣男士と遡行軍の戦いが始まる。

だが、その直前に、遡行軍は背後からの第三者によって斬り伏せられた。

そしてそれを行った軍勢は、あぜんとする刀剣男士たちにそのまま襲いかかってきた。


2-4    何度も何度も、繰り返しこの時代での戦いを行ってきた。

だが、今回ばかりは同じことを繰り返すというわけにはいかなかったようだ。

刀剣男士、遡行軍、その双方を滅ぼすべく、歴史の狩人が時空の歪みから姿を見せた。


3-1    関ヶ原の合戦。東西双方の軍勢がぶつかり合い、そしてそれに紛れるように時間遡行軍が暗躍する。

だが、今回はそれに加えて、もうひとつの軍勢が潜んでいた。

もちろん彼らは、刀剣男士との間に敵対以外の選択肢を持ち合わせてはいなかった。


3-2    ……遠く、本能寺が、燃えている。物悲しさをどこか覚えるその光景。

だが物思いに足を止めている暇はない。長くこの場に留まれば、刀剣男士の存在が歴史を歪ませてしまう。

それを証明するかのように、眼前の空間が歪み──『彼ら』は現れた。


3-3    ──戦場の音が、遠い。五感に伝わる情報がバラバラで、気分が悪くなってくる。

時空が歪んでいる。今まで存在しなかった何者かが、転移してこようとしている。

身構える刀剣男士を、新たな軍勢は冷たい双眸で見据えた。


3-4    安土城へと急ぐ刀剣男士たちを待っていたのは、城を守るように立ち塞がる異形の軍勢。

その足元には破壊された時間遡行軍の残骸も見える。

刀剣男士たちを目に留めた軍勢は、迷うことなくこちらに襲いかかってきたのだった。


4-1    ──いち早く遡行軍を排除し、元あった状況に修復しなければ。

その思いを胸に、先を急ぐ刀剣男士たちの前に、異形の影が立ちふさがる。もしや遡行軍の新手か!?

……いや、違う。その敵意は、刀剣男士たちと遡行軍の両方に向けられていたのだったから。


4-2    刀剣男士たちが今まさに討伐しようとした遡行軍は、別の何者かによって切り伏せられた。

だが、それを為した軍勢が刀剣男士たちの味方ではないということは明白。

何故ならば、彼らはその刀の切っ先を、敵意とともにこちらに向けてきているのだから。


4-3    雹混じりの雨が降る。ここは桶狭間。歴史の転機の一つだ。

だが―先を急ぐ刀剣男士の前方に、何故か雨が振ってない空間がある。

ぽかりと丸く開いた時空の歪み。その穴から、ずるりと異形の存在が這い出した。


4-4    刀剣男士と時間遡行軍との戦い。それは歴史のために、過去の悲しみを突きつけられている行為でもある。

歴史は歴史。それで起こる結果がどうあろうとも。そう、納得はしている。だが。

……そこに一抹の迷いがあったのだろうか。背後から忍び寄る影の接近を許してしまったのは。


5-1    ──銃声が響く。鉄砲伝来前のこの時代で、銃を使えるのは時を越えてきたものだけだ。

だが、音を頼りに刀剣男士たちが辿り着いた時には、すでに銃声は止んでいた。

視界に飛び込んできたのは倒された時間遡行軍。……そして、刀剣男士を次の標的と定めた異形の軍勢だった。


5-2    ──風が、止んだ。あまりにも異質な、完全に凪いだ空気。

凍てついた戦場の中心、時空の歪みから出現するのは異形の軍勢。それは遡行軍でも、もちろん刀剣男士でもない。

そして、その物言わぬ双眸が、静かに刀剣男士たちを捉えた。


5-3    この戦場に赴いたのは、いったい何度目だっただろうか? もはや数えることもやめてしまった。

だが時間遡行軍は次々と出現し、戦いは終わらない。これが敵との物量差ということか。

だがその時。戦いを強制的に終わらせようというのか、もうひとつの軍勢が姿を見せた。


5-4    次から次へと出現する時間遡行軍。だが鍛えに鍛え上げた刀剣男士たちには、それも時間稼ぎにしかならない。

そんなとき、眼前の敵が、一刀のもとに切り伏せられた。その背後から出現したのは、今までとは違う軍勢。

そして、彼らの殺意に満ちた眼光が示すのは、彼らが決してこちらの味方ではないということだ。

 

 

6-1刀剣男士のいくさは、彼らの記憶にある場に赴くことも多い。池田屋も、その一つ。

時に未練を想起させられ、それでも歴史を歪めることは許されない。それが刀剣男士の使命であるが故に。

では、検非違使はどうなのか? ……問うまでもない。彼らは無感情に歴史を守るだけの番人なのだから。


6-2刀剣男士と検非違使。陣営は違えど同じ歴史の守り人。手を取り合うことはできないのか?

無理な話だ。少なくとも、今は。──なぜなら、検非違使は、歴史のためなら自ら人間を殺す。

史実から外れ、生き残ってしまった人間を機械的に殺していた彼らは、今新たな標的を発見したようだ。


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